クラッシュは大きな傷を心に残します。
車は、直したり買い換えれば問題ないですが、心の傷はなかなか消えません。

僕も大きなクラッシュをした後の練習走行では、なかなか踏めなかったことがありました。

このトラウマ解消法は正直何度も走って自信を取り戻すしかありません。
僕はプロなので、レースでは怖いとか言っていられません。
レースになったら自分の中のスイッチが切り替わるので、怖さを捨てて踏んでいけるのですが。
皆さんはそういうわけにはいかないと思います。

まずは無理をしないこと。
クラッシュしないように一歩一歩進んでいくことが大切です。
もしクラッシュしてしまったら、なぜそうなったかをしっかり分析する。
そうすればよくわからず怖さだけが残ることはありません。
この分析は一人でするのではなく、是非プロに聞くのがいいでしょう。
プロはあらゆる体験をしています。
話からなぜクラッシュしてしまったかをイメージできると思います。
そうすれば、自分のミスなのか、マシンが悪かったのか、ライン取りなのか。
原因がわかれば、次走るときに恐怖心は減るはずです。

怖さを減らし、少しずつトライしてく事。
時間をかけて心の傷を癒すのが一番だと思います。