僕はカートからレースをスタートして、数年カートで経験を積み、
そこからトヨタのスカラシップ生として4輪にステップアップしました。

4輪に上がってからはレースにかかる費用をトヨタさんが出してくれていたので、
苦労はなかったですが、生活費を稼ぐのが大変でした。

18～20歳は建設業のバイト。
21～23歳はF3でチームの近くに住んでいたので、
仕事が出来ず父にお金を借りて生活していました。
24～26歳はまた建設業でバイトをしながらのレース。

簡単に言うとレース関係だけで飯が食えるようになるまで、すごく大変で難しいということですね。
今は幸いたくさんの人に助けて頂いているおかげで、
レース関係のお仕事でなんとか生活させてもらっています。

あとは、カート時代は、カートが本当に好きで好きでたまらなかったので、
何一つ苦労と感じませんでした。
周りの人からしたら努力と思われるのかもしれませんがね。
365日中330日はカートショップに行っていましたね。
自分のカート磨いたり、レースの話しをたり、車のゲームをしたり、とにかくカート浸りでした。